こんにちは。かとうだいきクリニックのスタッフです。
今回は心臓リハビリテーション室に設置してある、体組成分析装置「InBody」についてご紹介します。
InBodyは、機械の上に立ち、手に電極を持つだけで、身体の内部組成を詳細に分析できる機械です(左の写真)。評価できる項目は、筋肉量、体脂肪量、水分量、骨量などがあります。筋肉量や体脂肪量は部位別に測定ができるため、どこの筋肉量が少ないのかが分かります。
右の写真は私の測定結果で、この結果から分かることは・・・
- 腕の筋肉量が少ないこと(特に左腕)
- タンパク質の摂取が少ないこと など
この結果を踏まえて、腕を中心に筋力トレーニングを実施することや、食事でタンパク質の摂取を増やすことなどが必要であると考えられます。
このように、実際の測定結果から、どんな運動をするべきなのかが分かることや、定期的に測定することで運動の効果が分かりやすいといったメリットがあり、運動のモチベーションにもつながります。
現在、心臓リハビリテーションを実施されている患者さんは、毎月無料で測定しており、筋肉量や体脂肪量の経時的な変化を確認しています。
また、心臓リハビリテーションを実施していない患者さんも1回500円で測定できますので、興味のある方はお気軽にスタッフまでお声掛けください。